倉元製作所
株式会社倉元製作所は、宮城県栗原市に本社を構える、薄型テレビ(FPD)向けのガラス基板(液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、EL用またセンサ等の微細素子向け)の開発、製造、販売を行っているメーカーです。株式会社倉元製作所は、新たな活気みなぎる東北の中核、宮城に拠点を設け、フラットパネルディスプレイ(FPD)に使用する基板加工販売、薄膜デバイス等の取り扱いを柱として事業に取り組む技術志向タイプの企業です。傘下に独自の技術分野を担当するグループ企業を保有し、独自技術に裏打ちされた「物作り」を追求しています。倉元製作所は、1975年に、有限会社倉元製作所として、今の宮城県栗原市で誕生しました。1980年に、株式会社倉元製作所に改組。1985年に、研磨技術を完成し、STN液晶向けのガラス基板の加工を開始しました。1987年に、アンダーコート(SiO2膜)、TFT液晶用ガラス基板の加工を始めました。1989年に、EL用ガラス基板の加工を開始。1991年(平成3年)に、カラーフィルタ基板の異物除去表面特殊処理技術を完成し、加工を始めました。1994年(平成6年)に、透明導電膜(ITO膜)付ガラス基板の加工を開始しました。1995年に、低反射メタル膜の加工を開始しました。2001年(平成13年)には、カラーフィルタ上ITO膜、低反射メタル膜の加工を始めました。倉元製作所のFPDに用いられるガラス基板は、「切る」「磨く」「成膜する」の総合加工により、世界のパネルメーカーから信頼の商品ランドとして確かな評価を得ています。